こんにちはパパママENJOYLIFEのママです。
念願の二人目を授かり喜んだのもつかの間…
妊娠した途端につわりで苦しみました。
今回はその体験を踏まえ世の中の旦那さんに知っておいてほしいことを
気持ちを込めて書いていきたいと思います。
目次
つわりについて
つわりってなんだ
つわり(漢字の当て字は「悪阻」)とは主に妊娠初期に起こる吐き気と嘔吐のこと。
つわりは母体に対し、筋肉・神経系統を挙上させる(体内に胎児のための領域・スペースを作る)働きがあるため、嘔吐感を無理に我慢する必要はない。
なぜつわりがおきるのかもはっきりとしたことはまだ解明されていないようです。
つわりの種類
つわりと一言で言っても
・吐きつわり…食べても嘔吐してしまう、もしくは食べなくても常に気持ち悪い。浮遊感がある酔った感覚になる。
・食べつわり…空腹になると吐き気を感じる。常にお腹に食べ物を入れておかないと吐き気を感じる、実際嘔吐するなど。
・よだれつわり…口腔内にいっぱい唾液が溜まり気持ち悪くなる。自分の唾液が呑み込めない
・匂いつわり…食べ物や洗剤など様々な香りで気持ち悪さを誘発する。
・眠りつわり…常に眠い
などいろいろな種類があります。
私は吐きつわりと匂いつわりそしてたまによだれつわりになりました。
つわりのやっかいなところはどれか一つではなく全部なる可能性があるというところ。
個人差が大きく楽になる方法も千差万別…
しかもつわりで苦しんでいる本人もどれが自分に合う方法なのかも
わからないから困るのです。
吐き気以外に辛いこと
我が家は4歳になる坊がいるため保育園の送り迎えが平日は毎日あります。
坊の朝食を作り着替え、洗顔歯磨き等身支度を整えてから
洗濯物を干し、自分の身支度…正直一番メイクをすることが億劫で
しばらくすっぴんに眼鏡で送り迎えをこなしていました。
さぞ他の保護者のお母さま方からみたらぼろぼろの姿だったでしょう…
弊害はそれだけではありません。
毎日の食事の準備は拷問以外のなにものでもありません。
台所に立ち、できた料理の匂いを嗅ぐだけでもう吐き気が( ;∀;)
料理中にトイレに駆け込んだ回数は一番多かったのではないかなというくらいです。
なのでもう台所に立てない!という日はパパにお惣菜やお弁当を買ってきてもらったり
坊を連れて2人で外食へ行ってもらったりしていました。
吐き気が辛い日は食べる事も水を飲むこともままならず
でもトイレに駆け込み吐いてしまう…
一度吐く回数が多くて咽頭を傷つけてしまったのか、血を吐いてしまったときは
さすがに動揺しました(*_*;
早くつわりよ終われ!とそれしか考えられな日々でした。
食事は作れないし、動くと気持ち悪いので部屋はちらかり、干した後の洗濯物は畳まれず溜まってゆく…
遊んでほしそうにしている坊も、「ママしんどいから寝かせてね」とお願いすることも度々あります。
パパはもちろん時間があるときは家事を行ってくれるのですが、仕事もあるため毎日というわけにはいきません。
坊の相手も満足にできず、荒れた家を横目に見ながら気持ち悪さ故に動けない自分に不甲斐なさを強く感じていました。
食べたいものを食べられない。動きたくても動けない私は気持ちが溢れて感情的になり泣いてしまうこともありました。
その度パパは辛いよねと言いながら背中をさすり慰めてくれたのです。
対処方法(一時しのぎ)
毎日ソファで横になり吐き気と戦う日々…
少しでも楽になりたくてネット検索の鬼になっていました。
そのなかでも私には効果のあったことをいくつか紹介します。
①ショウガを摂取する
ショウガに含まれるショウガオールという成分が吐き気を緩和する
という方法です。実際紅ショウガやお寿司についているガリなどを食べると
口の中がすっきりとしてほんの一時的に楽になったような気がします(あくまで感想)
②横になり休む
唯一入眠しているときがつわりから逃れられる瞬間でした。
起きている間中気持ち悪いため目を瞑って横になっているだけでも気持ちが楽になりました。
船に乗っているような浮遊感も少し楽になります。
③口当たりの良い麺類を摂取する
大根おろしをのせた冷たいうどんなどは口当たりがよく少量ならば食べられることも。
汚い話ですが吐いてしまうときにごはんよりは楽に出せる事がメリットでした(;・∀・)
④食べられそうなものは片っ端から食べてみる
吐き気はあっても食欲はある状態だった私は少しでも食指が動くものはすぐに買ってきてもらうことにしました。
たとえばすいか、ゼリー、スポーツ飲料など…たまにどうしてもソースのこってりしたものが食べたい!なんて日もありカップ麺を作って食べた日もありました。
すぐに食べたことを後悔するのですが、食べている瞬間はほんとに一瞬ですが吐き気を忘れるものでした。
その日その日で食べられるもの、食べたいものが移っていくので一概につわり中はこれを食べたい!というのはないのです(あくまで個人の感想)
⑤SNSで同じ境遇の人とつながる
主に私はTwitterを使用しだいたい同じ妊娠週の人とつながり、情報交換をしたり日々つわりがどれだけ辛いかを吐き出しあいました。
症状はそれぞれでも「苦しんでいるのは私だけじゃない」と前向きな気持ちになったり、吐き出した気持ちを共感してもらえるだけで心が軽くなりました。
また、「今日は〇〇が食べられた」「〇〇をしたら少し楽になった」とつぶやきをみることで有益な情報を得られることも。
パパにしてもらってよかったこと
坊を妊娠したときも仕事をしながら同様につわりで苦しんでいたので
私がつわり期間中にできること、できないことはパパもなんとなくわかっていてくれた気がします。
それでもトイレに籠っていると「大丈夫?」と声をかけ背中をさすってくれたり
料理中にトイレに駆け込むと「料理代わるよ」と仕事から帰ってすぐでも対応してくれたことは非常に助かりました。
なにより坊が寂しくないように私の代わりにたくさん抱っこをしてくれ、体を張って遊んでくれる姿をみると
パパの優しさに少し泣きそうにもなりました。
パパは言葉であまり愛情表現をするタイプではないのですが、いつでもママとお腹の赤ちゃんの心配をしているよと行動から感じ取れたこと
それがなにより私の安心につながっていたのでした。
まとめ
「つわりは病気じゃないから大丈夫」「同僚の奥さんはつわりなんてなかったみたいだよ」
よくネット上でみかける心無い言葉…経験がないから言えるのでしょう。
辛いのもしんどいのもみんな女性の体で起きているので、自分に変化がなければそういった言葉も出てくるのかもしれません…。
でももし自分が風邪をひいて寝込んでいるときに「大した病気じゃないから大丈夫」「友達の旦那さんは風邪をひいてても家事をしてくれたって」なんて言われたらどうでしょう。
人間誰しも弱っているときは寄り添ってほしいと思うのではないでしょうか。
つわりはメンタル的な落ち込みも症状を悪化させる原因となる可能性があります。
特に妊婦はホルモンバランスが崩れがちで情緒が不安定になりやすく
そのうえつわりで体の不調も相まって心身ともにズタボロなことが多いのです( ;∀;)
そんなとき支えになってくれる人がいると気持ちも落ち着きます。
旦那さんは体も気持ちも変化がなくても、奥さんが小さな命を自分の気持ちや体力を削り
体を張って大きくしているということに気づいて寄り添ってほしいです。
そしてたくさん愛情を注いでください。
すべてのつわりで苦しむ奥さんが少しでも楽しいマタニティライフが送れますように。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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